S2Flex2 1.0.1リリースノート

2007/02/17作成

S2Flex2 1.0.0からの変更点

変更点は次のようになります。

  • メソッド名の検証クラスを外部クラス化しました。
  • パラメータ変換用クラスの名称を変更しました。
  • RemotingGatewayの初期パラメータを追加しました。
  • HotDeployの対応を改善しました。
  • AMF0で利用する際にヘッダ部をスキップしていたのを改善しました。
  • S2Dao1.0.40への対応を改善しました。

パラメータ変換用クラスの名称を変更しました。

ArrayArgumentConverterImpl ->ObjectToArrayConverterImpl
ArrayPropertyConverterImpl ->ObjectToCollectionConverterImpl
MapToBeanConverterImpl ->ObjectToBeanConverterImpl

remoting_amf3.diconにある

<component class="org.seasar.flex2.rpc.remoting.service.adjustor.impl.ArrayArgumentAdjustorImpl">
<property name="converter">
<component
class="org.seasar.flex2.util.converter.impl.ObjectToArrayConverterImpl"/>
</property>
</component>

このconverterを切り替えることで、Array(Flex2) ->List(Java)に変更できます。
推奨の変換は、(Array ->Object[])
org.seasar.flex2.util.converter.impl.ObjectToArrayConverterImpl

Array ->Listの変換は、
org.seasar.flex2.util.converter.impl.ObjectToCollectionConverterImpl
となります。

上記にあわせてdiconファイルを更新しました。
amf3.dicon
amf0.dicon
remoting_amf0.dicon
remoting_amf3.dicon

RemotingGatewayの初期パラメータの追加

2つの初期パラメータを追加いたしました。
useSession
showGetResponse

詳細はこちらをご参照ください。

HotDeployの対応改善

これまでは、S2Flex2をHotDeploy環境で利用するにはremoting_amf3.dicon(remoting_amf0.dicon)の設定を変更する必要がありました。

変更前:

	<component class="org.seasar.flex2.rpc.remoting.service.impl.RemotingServiceLocatorImpl"/>
変更後:
	<component class="org.seasar.flex2.rpc.remoting.service.impl.RemotingServiceLocatorOnHotDeployImpl" />

1.0.1では、上記の変更を行うことなく利用できるようにいたしました。

AMF0接続時の対応改善


・AMF0で利用する際にheaderをスキップしていたのを読み込むようにしました。
・認証情報で利用する定数を追加しました。

S2Dao対応


S2Dao1.0.40からEntityがAOPによりエンハンスされるようになったことでFlex2のクラスとマッピングに不整合が出るケースを改善しました。

S2Flex2 1.0.0からの移行

S2Flex2 1.0.0から1.0.1に移行するときにはこちらをご参照ください。

ダウンロード

S2Flex2はこちらからダウンロードすることができます。